Ubuntu 26.04 LTSをVirtualBoxで試してみた感想|Linux Mintユーザーが感じた違いとは?
Windows 10のサポート終了をきっかけに、Linuxへ興味を持つ人が増えています。
Linuxといっても種類は非常に多く、その中でもUbuntuは世界的に利用者が多い有名なディストリビューションです。
私自身は普段Linux Mintをメインで使用していますが、今回はUbuntu 26.04 LTSをVirtualBoxへインストールして試してみました。
実際に使ってみると、Linux Mintとはかなり違う部分があり、Windowsユーザーが乗り換える際に感じそうなポイントも見えてきました。
この記事では、Ubuntu 26.04 LTSをVirtualBox上で使ってみた感想や動作状況、日本語入力の設定、使い勝手などを紹介します。
Ubuntu 26.04 LTSを試した理由
最近はWindows 11への移行問題もあり、古いパソコンをLinuxで再活用したいという人が増えています。
私も古いパソコンへLinux Mintをインストールして活用しているため、
「Ubuntu 26.04 LTSはどのくらい軽いのだろう?」
「古いパソコンでも使えるのだろうか?」
という興味がありました。
いきなり実機へインストールするのではなく、まずはVirtualBox上で試してみることにしました。
仮想環境なら失敗しても気軽にやり直せますし、動作確認にも便利です。
インストール自体は簡単
Ubuntuは利用者が多いこともあり、インストール方法については既に多くの記事や動画があります。
そのため、この記事では詳しいインストール手順は省略します。
実際に試してみた印象としては、特に難しい部分はありませんでした。
画面の案内に従って進めていけば問題なくインストールできます。
Linuxを初めて触る方でも比較的導入しやすい部類だと思います。
👉インストール時に必要なUSBメモリ
4GBメモリでは重かった
VirtualBoxでは最初に、
- CPU:2コア
- メモリ:4GB
で起動してみました。
しかし予想以上に動作が重く感じました。
デスクトップ画面は表示されるものの、
- ウィンドウを開く
- メニューを表示する
- 設定画面を開く
といった操作でも少し待たされる場面があります。
使えないわけではありませんが、快適とは言えません。
そこでメモリを6GBへ増やしてみました。
すると体感速度が大幅に改善しました。
ウィンドウ操作やアプリ起動もスムーズになり、普段使いなら十分なレベルです。
Ubuntu 26.04 LTSの推奨メモリが6GB前後と言われる理由がよく分かりました。
実機でも最低8GBは欲しい
今回の検証はVirtualBox上ですが、実機で使う場合も似た傾向になると思います。
LinuxはWindowsより軽いと言われることが多いですが、最近のUbuntuは昔ほど軽量ではありません。
GNOMEデスクトップ環境は見た目が美しく機能も豊富ですが、その分メモリを消費します。
そのため、
- 4GBメモリ → 厳しい
- 6GBメモリ → 最低ライン
- 8GBメモリ → 現実的
- 16GBメモリ → 快適
という印象です。
特にブラウザを複数開いたりYouTubeを見たりする場合は8GB以上欲しいところです。
古いパソコンでは厳しいかもしれない
今回試していて感じたのは、かなり古いパソコンでUbuntu 26.04を使うのは厳しそうだということです。
個人的な感覚ですが、
Intelの965チップセット世代以降でないと快適な利用は難しいかもしれません。
もちろんインストール自体は可能なケースもあると思います。
しかし、
- CPU性能
- グラフィック性能
- メモリ容量
を考えると、あまり古い機種では快適性が確保できないでしょう。
古いパソコンを延命したい場合は、
- Linux Mint XFCE
- MX Linux
- antiX
- Q4OS
など軽量系ディストリビューションの方が向いていると感じました。
「パソコンが古いからLinuxを入れても快適にならないかも…」
そう思っている方も多いですが、実はHDDがボトルネックになっているケースも少なくありません。
SSDへ交換するだけで起動やソフトの立ち上がりが大幅に改善することがあります。
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日本語入力は簡単だった
Ubuntuを日本語化すると、日本語入力も利用できます。
今回確認した限りでは、
画面右上の入力メニューから
「ja 日本語」
を
「Mozc 日本語」
へ変更するだけで利用できました。
特別難しい設定は必要ありませんでした。
Google日本語入力に近い感覚で利用できるため、日本語環境としては十分実用的です。
Linux初心者の方でも迷うことは少ないと思います。
ファイルのドラッグ&ドロップは問題なし
VirtualBoxを使う際に気になるのがホストOSとのファイル共有です。
今回試した環境では、ファイルのドラッグ&ドロップは問題なく利用できました。
画像やテキストファイルなども簡単に移動できます。
以前のLinux環境ではGuest Additions関連で苦労することもありましたが、今回は比較的スムーズでした。
仮想環境としての使い勝手は良好です。
新しいテキストファイル作成は少し戸惑う
Linux Mintを使い慣れている私が少し戸惑ったのが、新しいテキストファイルの作成です。
Linux Mintでは簡単に新しいテキストファイルを作成できます。
しかしUbuntuでは、WindowsやLinuxMintのように右クリックして
「新規作成」
→「テキストドキュメント」
という感覚では使えません。
テンプレートフォルダを利用する仕組みになっているため、最初は少し分かりにくく感じました。
Linuxに慣れている人なら問題ありませんが、初心者だと戸惑うポイントかもしれません。
Linux Mintとはかなり違う
普段Linux Mintを使っている私ですが、Ubuntuを触るとかなり違うOSに感じます。
ベースは同じUbuntu系なのですが、
- デスクトップ構成
- メニュー配置
- 設定画面
- 操作方法
などが大きく異なります。
Linux MintはWindowsに近い操作感を意識して作られているため、Windowsユーザーでも比較的馴染みやすいです。
一方UbuntuはGNOME独自の操作思想が強く出ています。
慣れれば便利なのかもしれませんが、最初は違和感がありました。
Windowsユーザーは少し難しく感じるかも
Ubuntuは初心者向けLinuxとして紹介されることが多いです。
確かにインストールや設定は比較的簡単です。
しかし実際に使うとなると、
Windowsとは操作方法がかなり異なります。
特に、
- スタートメニューの違い
- タスクバーの考え方
- ウィンドウ管理
- ファイル操作
などで戸惑う人も多いでしょう。
Linux経験がない方なら、
いきなりUbuntuよりもLinux Mintの方が入りやすいかもしれません。
Ubuntu 26.04 LTSを使ってみた感想
今回Ubuntu 26.04 LTSをVirtualBoxで試してみて感じたことをまとめると、
良かった点
- インストールが簡単
- 日本語入力設定が簡単
- 動作は安定している
- VirtualBoxとの相性も良い
- 見た目が洗練されている
気になった点
- 4GBメモリでは重い
- 8GB以上欲しい
- 古いPCには少し厳しい
- 新規テキスト作成が分かりにくい
- Windowsユーザーには操作方法が独特
という印象でした。
まとめ
Ubuntu 26.04 LTSをVirtualBoxで試してみましたが、以前のUbuntuと比べるとかなり完成度が高くなっていると感じました。
ただし、「Linuxだから軽い」というイメージで導入すると少し期待外れになるかもしれません。
快適に使うなら8GB以上のメモリを搭載したパソコンが現実的です。
また、Windowsから初めてLinuxへ移行する場合は、UbuntuよりLinux Mintの方が操作に馴染みやすい可能性があります。
もちろんUbuntuには豊富な情報量や高い安定性という大きな魅力があります。
Ubuntuには豊富な情報量や高い安定性という魅力がありますので、興味のある方は一度VirtualBoxなどで試してみると良いでしょう。
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