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DVDのサイズを縮小してディスク容量を節約したい方に向けて、この記事ではLinux環境で2層DVDを1層DVDに変換する手順を詳しく解説します。
今回使用するツールは、簡単な操作性で人気のBraseroとWindows用ソフトのDVDShrink(Wineで動作)です。
Linuxを使いながらも手軽にDVDサイズを縮小する方法をお探しの方にぴったりの内容です!
Contents
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DVDのデータを抽出する方法
Braseroを使ったリッピング手順
- Braseroを起動
アプリケーションメニューから「Brasero」を選択します。 - ディスクの読み込み
リッピングする2層DVDをドライブに挿入し、「ディスクのコピー」を選択します。 - ISOファイルとして保存
保存先を指定し、ISO形式でデータを抽出します。 - リッピング開始
「開始」ボタンを押してDVDのデータをPCに保存します。
Wine経由でDVDShrinkを使用
- DVDShrinkを起動
WineからDVDShrinkを選びます。 - ISOファイルを読み込む
Braseroで作成したISOファイルをD&Dします。 - 圧縮設定を調整する
必要に応じて圧縮レベルを設定します。デフォルトでは自動的にDVD5(1層DVDサイズ)に調整されます。 - 圧縮開始
「バックアップ」ボタンをクリックして、圧縮処理を開始します。圧縮されたISOファイルが指定の保存先に生成されます。
※フルバックアップじゃないとDVDShrinkが動かない可能性があります。
圧縮されたデータはホームの.wineのdrive_cの中にあります。
1層DVDに書き込む方法
Braseroを使ったISOファイルの書き込み
- ISOファイルを準備
Braseroを起動し、「ディスクの書き込み」を選択します。 - 書き込むISOファイルを選択
DVDShrinkで生成したISOファイルを指定します。 - 空の1層DVDを挿入
1層DVD(4.7GB)をドライブに挿入します。 - 書き込み開始
「書き込み開始」をクリックして、DVDにデータを焼き付けます。
まとめ
この記事では、Linux環境で2層DVDを1層DVDに変換する簡単な手順を解説しました。
以下が要点です:
- Braseroを使ってDVDをリッピング
- Wine経由でDVDShrinkを利用してデータを圧縮
- Braseroで圧縮したISOファイルを1層DVDに書き込み
これらの手順を活用すれば、手軽にDVDサイズを縮小できます。ぜひ試してみてください!
※HandBrakeとDeVeDe NGを使う方法もあるのですが、使い方が複雑だったり時間がかかるので、DVDShrinkを使った方が簡単です。
注意事項
- 法律に基づき、DVDのバックアップや変換は個人使用の範囲内で行ってください。著作権保護を解除する行為は法律で禁止されている場合があります。
- 外付けHDDやクラウドにバックアップを保管しておくと、データ消失のリスクを回避できます。
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