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Linuxインストール後に初心者がつまずく落とし穴とその対処法

Linuxのインストールが終わると、「やった!ついにLinuxデビューだ!」とワクワクしますよね。


でも実は、本当の戦いはここから始まります。

「Wi-Fiが繋がらない」「日本語入力できない」「アップデートってどうするの?」など、インストール直後に出会う落とし穴がたくさん。

この記事では、Linuxをインストールした直後に初心者がよくハマる7つのポイントと、それぞれの簡単な解決方法をわかりやすく紹介します。

🐧 落とし穴1:ネットに繋がらない(有線 or Wi-Fi)

つまずき度:★★★★★

🧨 よくある状況

・Wi-Fiが検出されない、またはパスワードを入れても繋がらない

・有線LANも無反応で、ネットに一切接続できない

・インストール中にネットに繋いでなかった

✅ 原因

・ドライバが読み込まれていない

・非フリーなファームウェアが必要なチップセット(例:Broadcom, Realtek)

・インストール時にネット接続していないと自動認識されない場合もある

🛠️ 解決方法

1. 一度有線LANで繋いでアップデートしてみる

有線は比較的ドライバが標準で対応されていることが多いです。

2. Debian系なら以下のパッケージを追加:

sudo apt update

sudo apt install firmware-iwlwifi firmware-realtek

3. Fedora系なら:

sudo dnf install rpmfusion-nonfree-release

その後、必要なWi-Fiドライバ(iwlwifi, broadcom-wl, rtl8821ceなど)をインストール。

4. デバイス確認:

lspci | grep -i network

lsusb | grep -i wireless

💡 補足
最初から非フリーなドライバ込みのイメージを使う(例:MX Linux nonfree版)と手間がかなり減ります!

🧑‍💻 落とし穴2:日本語入力ができない or 文字化けする

つまずき度:★★★★☆

🧨 よくある状況

・入力が英語しかできない

・「日本語入力」が選択肢にない

・入力しても「□」や「?」ばかり出る(=フォント未設定)

✅ 原因

・日本語入力システム(IME)が入っていない

・環境変数が未設定

・日本語フォントが未インストール

🛠️ 解決方法

Ubuntu系の場合(fcitx5 + Mozc):

sudo apt install fcitx5 fcitx5-mozc fonts-noto-cjk

環境変数を設定:

echo "export GTK_IM_MODULE=fcitx" >> ~/.xprofile

echo "export QT_IM_MODULE=fcitx" >> ~/.xprofile

echo "export XMODIFIERS=\"@im=fcitx\"" >> ~/.xprofile

再ログイン、または再起動後にfcitx5-configtoolでMozcを追加。

💡 注意

・GNOME環境なら ibus が標準な場合もあり、環境に応じて切り替えを。

🧱 落とし穴3:sudoが使えない(Permission denied)

つまずき度:★★★☆☆

🧨 よくある状況

sudo apt install ... ってやったら「ユーザーがsudoersにいない」と怒られる

・rootになってみたけど、なんか怖い

✅ 原因

・インストール時に「sudoグループ」へユーザーを追加し忘れた

・そもそもsudoが入ってない(最小構成の場合)

🛠️ 解決方法

sudoが入っていない場合(rootでログイン中):

apt update

apt install sudo

ユーザーをsudoグループに追加:

usermod -aG sudo ユーザー名

※作業後は一度ログアウト or 再起動

💡 Fedoraではグループ名がwheelなので注意:

usermod -aG wheel ユーザー名

🧩 落とし穴4:画面解像度が合わない・GPUが認識されていない

つまずき度:★★★☆☆

🧨 よくある状況

・解像度がやたら低い

・デュアルモニターが認識されない

・スムーズな描画ができない(動画カクカク)

✅ 原因

・GPUのドライバが自動認識されていない

・WaylandとX11の切り替えによる不具合

🛠️ 解決方法

1. 自分のGPUを確認:

lspci | grep -i vga

2. NVIDIAなら:

・Ubuntu系:

sudo ubuntu-drivers autoinstall

・Fedora系(RPMFusion必須):

sudo dnf install akmod-nvidia

3. 解像度の調整(xrandr):

xrandr --output HDMI-1 --mode 1920x1080

💡 Wayland環境でうまくいかない場合は、ログイン画面で「Xorgセッション」に切り替えてみてください。

🧰 落とし穴5:ソフトが足りない & 入れ方が分からない

つまずき度:★★★★★

🧨 よくある状況

・「Chromeがない」「Officeソフトどこ?」

・ソフトウェアセンターが謎

・ターミナルでインストール方法が分からない

✅ 原因

・Windowsの「exeをダウンロードする文化」との違いに戸惑う

・パッケージ管理の概念にまだ馴染んでいない

🛠️ 解決方法

基本的なパッケージコマンド:

・Ubuntu系:

sudo apt install gimp vlc libreoffice

・Fedora系:

sudo dnf install gimp vlc libreoffice

GUI派なら「ソフトウェア」アプリを使おう(Ubuntuの場合:GNOME Software)

さらに新しいアプリが欲しいなら:

・Flatpak(独立型アプリ管理方式)

・Snap(Ubuntu系でよく使われる)

💡最初は「公式リポジトリ」にあるアプリだけ使うとトラブルが少ない!

📦 落とし穴6:アップデートせずに不具合が出る

つまずき度:★★★☆☆

🧨 よくある状況

・いつの間にかバグやセキュリティ問題が発生

・「最初から調子悪い…」と思ってたら、未更新だっただけ

✅ 原因

・デフォルトでは手動更新のディストリが多い

・GUI更新ツールが分かりにくい or 無効化されている

🛠️ 解決方法

Ubuntu系:

sudo apt update

sudo apt upgrade

Fedora系:

sudo dnf update

💡カーネルアップデート後は再起動が必要になるので、時々リブートする癖をつけよう!

GUI派向け:

・Ubuntu:アップデートマネージャ

・MX Linux:パッケージインストーラ内のアップデートツール

🛡️ 落とし穴7:セキュリティ設定を何もしない

つまずき度:★★★☆☆

🧨 よくある状況

・SSHポートが開きっぱなし

・ファイアウォールが無効化されている

・rootパスワードが安易すぎる

✅ 原因

・初期設定のままで満足してしまう

・セキュリティ意識がまだ低い(←普通のこと)

🛠️ 解決方法

最低限やっておきたいこと:

①ファイアウォール有効化(UFW)
Ubuntu系:

sudo apt install ufw

sudo ufw enable

sudo ufw default deny incoming

sudo ufw allow out

②SSHを使わないなら停止

sudo systemctl disable ssh

③rootのパスワードは強化するか、鍵認証に切り替える

💡 MX LinuxやLinux Mintは初期で割と設定されてるが確認は忘れずに!

✅ まとめ

Linuxはインストールするだけで終わりじゃない。


その後の設定や対応で、快適に使えるかどうかが決まります。

今回紹介した7つの落とし穴を事前に知っておけば、きっとスムーズなスタートが切れるはず。


どれも「やらかす前に防げる」ものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください!

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