Linux Mint 22.2にアップデートしたらFF7ECが遊べなくなった話
Linux Mint 22.2にアップデートしてから、
「Steam版FF7ECが起動しない」「途中で止まって遊べない」と悩んでいませんか。
設定が悪いのか、
自分の環境だけの問題なのか、
それともLinux Mint 22.2自体に原因があるのか、
はっきりしないまま試行錯誤している人も多いはずです。
結論から言うと、
Linux Mint 22.2でSteam版FF7ECが遊べないのは珍しいことではありません。
多くの場合、OSの不具合ではなく、
ゲーム側がLinux環境を前提に作られていないことが原因です。
この記事では、
なぜLinux Mint 22.2ではFF7ECが正常に動かないのか。
SteamやProtonとの関係。
そして現実的な対処や選択肢について、
公式情報とユーザー報告をもとに整理して解説します。
FF7ECを確実に遊びたい方へ
※Linux環境での動作確認に悩み続けるより、
最初からWindows対応が明記されている環境を確認する方が確実です。
↓ ↓ ↓
Linux Mint 22.2でSteam版FF7ECが遊べない理由
Linux Mint 22.2でSteam版「FINAL FANTASY VII EVER CRISIS(FF7EC)」を起動しようとしても、
正常にプレイできないケースが多く報告されています。
これはLinux Mint固有の致命的な不具合というより、
FF7EC自体がLinux環境を想定して作られていないことが大きな原因です。
ここでは、なぜ遊べないのかを整理して解説します。
Linux Mint 21.3では遊べるケースがある
Linux Mint 21.3環境ではSteam版FF7ECが問題なく遊べていたという報告もあります。
実際、Linux Mint 21.3のまま運用していた環境では、
起動からログイン、ゲームプレイまで進めていたというケースが確認されています。
22.2との差として考えられる点
Linux Mint 22.2は、
ベースとなるUbuntuやシステムライブラリが更新されています。
その影響で、
・Protonが利用する内部ライブラリ。
・通信や認証周りの挙動。
・Steamクライアントとの組み合わせ。
これらが変化し、
FF7EC側の想定と合わなくなった可能性が考えられます。
ただし、
どの変更点が直接の原因かについては公式情報がなく、
現時点では「不明」です。
Linux Mint 21.3では動いて22.2で動かなくなった人向けの補足まとめ
Linux Mint 21.3ではSteam版FF7ECが問題なく動いていたのに、
22.2へアップデートした途端に遊べなくなった場合、
ユーザー側の設定ミスとは限りません。
FF7ECは公式にLinux対応していないため、
OSアップデートによる環境変化の影響を強く受けます。
21.3で動いていた事実は重要
21.3環境で実際に遊べていたのであれば、
・PC性能不足。
・Steamアカウントの問題。
・ゲームデータの破損。
といった原因の可能性は低いと考えられます。
「以前は同じ環境で動いていた」という点は、
切り分けとして非常に重要です。
22.2で動かなくなったのはOS側の変化が影響している可能性
Linux Mint 22.2では、
ベースとなるUbuntuや各種システムライブラリが更新されています。
その結果、
Proton経由で動いていたFF7ECの処理や通信部分が、
ゲーム側の想定から外れてしまった可能性があります。
ただし、
どの変更点が直接の原因かについては、
公式な情報がなく「不明」です。
元に戻すか、環境を分けるのも選択肢
安定してFF7ECを遊びたい場合、
以下の判断は十分現実的です。
・Linux Mint 21.3の環境を維持する。
・別ドライブや仮想環境で21.3を残す。
・FF7EC専用にWindows環境を用意する。
Linuxでは、
「動いている環境を無理に更新しない」
という考え方も重要になります。
※仮想環境ではグラフィックドライバが使えないため、STEAMのゲームは遊べません。
今後について
将来的に、
・FF7EC側のアップデート。
・Protonの改善。
・Steam側の調整。
いずれかで22.2でも動く可能性はあります。
しかし現時点では、
21.3では動いて22.2では動かない、という状況は十分起こり得る
という前提で判断するのが安全です。
アップデート前後で挙動が変わった人は注意
Linux Mint 21.3では遊べていたのに、
22.2へアップデートした途端に遊べなくなった場合、
設定ミスや個人環境の問題とは限らないと考えられます。
FF7ECがLinux公式対応ではない以上、
OSアップデートによって動作状況が変わるリスクは常にあります。
安定して遊びたい場合は、
・21.3の環境を維持する。
・Windows環境に切り替える。
といった判断も現実的な選択肢になります。
FF7ECは公式にLinux対応していない
まず最も重要な点として、
FF7ECはSteam上でLinux対応タイトルとして表記されていません。
Steamの対応OS表記について
Steamストアでは、
対応OSとして「Windows」のみが記載されています。
Linux向けのネイティブ版は提供されておらず、
Linux Mintで起動する場合は Proton(Windows互換レイヤー)経由になります。
この時点で、
公式サポート外の動作になるため、
不具合が起きても開発側が対応する保証はありません。
Proton経由では起動しても途中で止まる
Linux Mint 22.2では、
FF7ECが以下のような挙動になるケースが多く見られます。
よくある症状
・Steamから起動するとタイトル画面までは表示される。
・ログイン画面、もしくはロード画面で止まる。
・黒画面になり進行不能になる。
・通信エラーのような挙動で先に進めない。
これらは、
ProtonがFF7ECの内部処理を完全に再現できていない可能性が高いです。
ネットワーク・認証周りが原因の可能性
FF7ECは常時オンライン接続が前提のゲームです。
Linux環境で問題になりやすい点
・Windows向け通信ライブラリ。
・認証処理に使われる仕組み。
・SSL/暗号化通信の実装差。
これらがProton上で完全に動作しない場合、
ゲーム自体は起動しても、通信段階で止まることがあります。
この部分の詳細な仕様は公式から公開されていないため、
明確な原因は「不明」となります。
Steam Deckでは動く報告がある理由
同じLinuxベースでも、
Steam Deck(SteamOS)では動いたという報告が一部存在します。
Steam Deckとの違い
・ValveがOSとProtonを一体で最適化している。
・特定のProtonバージョンが前提になっている。
・ハード構成が統一されている。
Linux Mintは汎用OSのため、
Steam Deckほどゲーム向けの最適化がされていません。
そのため、
Steam Deckで動く=Linux Mintでも動く
とは限らない点に注意が必要です。
Steam Deckという選択肢もあります
Steam Deckは、OSとProtonがゲーム向けに最適化された特殊な環境です。
FF7ECが動いた報告があるのも、この条件がそろっているからです。
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Steam DeckがArch系LinuxなのでManjaroを入れてみたが動かなかった話
Steam DeckはArch Linux系のSteamOSを採用しています。
そのため、
「同じArch系ならLinux Mintより動くのでは?」
と考えてManjaroをインストールする人も少なくありません。
しかし、
Manjaroを入れてもSteam版FF7ECは動かなかった
というケースも実際にあります。
Steam DeckとManjaroは「同じArch」でも別物
Steam DeckのSteamOSは、
単にArch Linuxを使っているだけではありません。
Valveが以下の点を前提に設計しています。
・SteamクライアントとOSの一体最適化。
・特定バージョンのProtonを前提とした調整。
・ハード構成が完全に固定された環境。
一方、Manjaroは汎用ディストリビューションです。
Arch系ではありますが、
Steam Deckと同じ動作環境ではありません。
「Arch系=Steam Deckと同じ」は成り立たない
ManjaroにSteamを入れても、
・SteamOS独自の調整。
・Deck向けのProton設定。
・Valve側の想定環境。
これらは再現されません。
そのため、
ManjaroにしたからといってSteam Deckと同じ挙動になるわけではない
という点は注意が必要です。
FF7ECはLinux環境そのものが非公式
ここで重要なのは、
FF7EC自体が公式にLinux対応していない点です。
つまり、
・Linux Mint。
・Manjaro。
・その他Arch系Linux。
いずれも
「たまたま動く可能性がある」環境に過ぎません。
Steam Deckで動いた報告があるのは、
SteamOS+Proton+Deck専用調整という
特殊な条件がそろっているからと考えられます。
Manjaroで動かなかったのは珍しいことではない
Linux MintからManjaroに変えても、
FF7ECが動かなかったとしても、
それは失敗や設定ミスとは限りません。
むしろ、
Steam Deck以外のLinux環境で動かないのは自然な結果
とも言えます。
結論:ディストリビューションを変えても解決しない場合が多い
今回のように、
・Linux Mint 22.2 → 動かない。
・Manjaro(Arch系) → それでも動かない。
という流れをたどった場合、
OS選びで解決する問題ではない可能性が高いです。
FF7ECを安定して遊びたいなら、
・Linux Mint 21.3を維持する。
・Windows環境を使う。
・Steam Deck実機で遊ぶ。
といった選択が、
現時点では現実的と言えます。
Linux Mint 22.2で試せる対処法はあるのか
完全な解決策は現時点では確認されていませんが、
試されている方法は存在します。
よく試される対策
・Steamの互換性設定でProtonのバージョンを変更する。
・Proton GE(非公式Proton)を使う。
・Protontricksで追加ライブラリを導入する。
ただし、
これらを行っても改善しなかったという報告も多いのが実情です。
一般ユーザーが安定して遊べるレベルとは言えません。
現実的な選択肢
Linux Mint 22.2環境でFF7ECを確実に遊びたい場合、
以下が現実的な選択肢になります。
安定して遊びたい場合
・Windows環境でプレイする。
・Steam Deckを利用する(自己責任)。
・公式がLinux対応するのを待つ。
現時点では、
Linux Mint 22.2での常用プレイはおすすめできない状況です。
まとめ
Linux Mint 22.2にアップデートしたあと、
Steam版FF7ECが遊べなくなったとしても、
それは珍しいトラブルではありません。
FF7ECは公式にLinux対応しておらず、
Linux MintではProtonを使った非公式な動作環境になります。
そのため、起動できても途中で止まる、
通信段階で進めなくなるといった問題が起きやすい状況です。
設定変更やProtonの切り替えで改善する可能性はありますが、
誰でも安定して遊べる確実な方法は、
現時点では確認されていません。
Linux Mint 22.2でSteam版FF7ECが遊べない場合、
設定やディストリビューション変更で解決する可能性は低く、
「動いていた21.3を維持する」「Windowsを使う」判断が最も確実です。
結論:安定して遊びたいなら環境選びが重要です
Linux Mint 22.2でFF7ECが遊べない場合、
設定やディストリビューション変更で解決する可能性は低く、
「動作確認済みのWindows環境を使う」判断が最も確実です。
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